自然に恵まれた稲武には名産もいっぱい。
地元民に愛され、親しまれる、ふる里の味からヘルシーな健康食品まで、
どれも自信をもっておすすめできる、い~い!ものばかりです。

米粉入りパン

「みねあさひ」で作った『米粉のパン』

9時30分から午後2時30分まで1時間毎に焼き上がったばかりのパンが店頭へ。りんごカスタードパンなどスイーツ系からくるみチーズパンなど食事系まで種類も豊富です。口どけがよく、しっとりとした食感が特徴のパンを求め、土日は長い行列ができます。「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で購入できます。

からすみ

素朴で心が暖かくなるお菓子

「からすみ」=魚のボラの卵を乾燥させたおつまみを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、稲武では、米粉と砂糖を熱湯で練り上げて、蒸したお菓子のことを「からすみ」と呼びます。桃の節句のひな祭りに、おひな様にお供えするお菓子として知られ、ほんのり優しい甘さともっちりとした食感が特徴です。お砂糖に加え、黒糖やよもぎなどを加えて色をつけたものもあり、季節にあわせて桜なども登場。
稲武の郷土食品を製造する「大野瀬生活改善グループ農産物加工組合」がつくったものが「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」ほか、「大安寺のしだれ桜まつり」(豊田市大野瀬町ナカガイト13)の出店で購入できます。

みねあさひ

濃いうま味と甘い香りの“幻のお米”

寒暖差の激しい愛知県奥三河地方の標高300~550メートルの高原地帯でしか栽培できないため、生産量が少なく〝幻の米〟とも言われる高級米。濃いうま味と甘い香りが特徴です。やや小粒なミネアサヒは高級料亭の寿司シャリ用としても好まれています。お米は「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で購入できるほか、地域の飲食店で提供しているお店もあります。

夢とろろ

栄養価抜群!じねんじょを農家で栽培

滋養強壮の食として珍重されるじねんじょ「夢とろろ」。じねんじょ稲武町にある「愛知県農業総合試験場山間農業研究所」が育成した品種で、天然のじねんじょと変わらない強い粘りと食味が良いのが特徴です。パイプ栽培のため、まっすぐ伸びたじねんじょが採れ、調理しやすいことも人気の秘密。11月初旬から12月中旬には「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で購入できます。

五平餅(ごへいもち)

香ばしいタレの香りが鼻をくすぐる

五平餅は木曽・伊那地方から岐阜、東海・三河・南信濃に伝わる郷土料理で、潰したご飯を串焼きにしたものです。春と秋に山の神に供えられ、また人が集まる時には五平餅でもてなすのが古くからの習慣となっています。神様に捧げる「御幣」のカタチをしていることから、この名前が付いたとか。江戸時代中期頃、お米が貴重だった時代に、祭りやお祝いの場で神様に捧げられ、食べられていたとも言われています。稲武市内で開催されるイベントのほとんどで、五平餅のお店が出店。香ばしいタレの香りと、ホクホクの美味しさが魅力。地区やお店によって味わいや形が異なるため、お土産にもぴったりです。

豆みそ

煮込むほど、美味しさが倍増!

赤味噌のように米を使わず、大豆・麹・塩・水のみを使用し、大豆に麹菌を植え付けた「豆麹」を作り、1年から3年発酵させる長期熟成の赤味噌「豆みそ」。コクや複雑な味の深さを出してくれるペプチドを豊富に含む豆みそは、煮込めば煮込むほどコクが出ておいしくなるのも特徴です。お味噌汁はもちろん、味噌煮込みうどんや味噌田楽にもおすすめです。「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で購入できます。

生とうもろこし

甘~い♪“生”で楽しめる!とうもろこし

稲武地区の若手農家 4人が立ち上げた営農組合「ファームいなぶ営農組合」がつくるブランド野菜「稲武のとうもろこし」。7月20日頃から出荷がスタート、8月には「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で生とうもろこし・焼きとうもろこしを購入できます。

シルク製品

伊勢神宮献糸を続けて120数年
「蚕の里」の伝統を守り続ける

稲武地区は明治時代より養蚕業が盛んで三河の生糸として評判となり、明治15年以来、毎年伊勢神宮に献糸を続けています。天皇家の大嘗祭(即位式)には繒服(絹織物)を献上するほどの栄誉に浴しています。時代の流れにともない、この素晴らしい養蚕業が廃れてしまわないよう平成9年に結成された「まゆっこクラブ」では桑の育成、蚕の飼育から繭づくりまで一貫工程体制も確立し、「道の駅どんぐりの里いなぶ内 どんぐり横丁」で繭の糸取り体験や繭手芸教室などを開催。オリジナルブランドの草木染めのシルク100%マフラー・ショール「いなぶの羽衣」や、ほっこりかわいらしい繭の手芸小物も製造販売しています。
【電】080-8250-9644 (まゆっこクラブ事務局・古橋正光)